< もくじへ

SNS東京ノート①

  • 3つの視点での「コミュニケーションのトレーニング」

    8悪口・いじり

    悪口を言う男の子たち

    相手の
    「イヤなこと」を
    しないようにしよう

    というルールや指導で大丈夫?

     「イヤなこと」の感覚が人によってズレやすく、ネットの特性によって、ズレがより大きくなります。
     3つの視点からその内容を見てみましょう。

    情報モラル

    =

    日常モラル

    ×

    ネットの特性

    ×

    想像力・判断力

    感覚のずれ

    1感覚のズレ

     人によって「イヤだな」と感じる言葉には違いがあります。 自分にとってイヤな言葉が、友達のイヤな言葉と同じとは限りません。

    ネット上で真面目だねと言われてむっとする女の子

    2ネットの特性

     普段、「まじめだね」という言葉を解釈するときには、顔の表情やシチュエーション、トーンなどから、それがよい言葉なのか悪い言葉なのかを判断しています。 しかし、メール等のテキストコミュニケーションの場合には、感情が伝わりにくく、それがよい言葉なのか悪い言葉なのかを判断するのが難しく、誤解が生じやすくなります。

    「リスクの見積り」は人によって違う

    3「リスクの見積り」によるズレ

     子供たちは、「何が危険か」は分かっているのですが、「どのくらい危険か」というリスクの見積りがズレやすく、「このくらいは大丈夫だろう」と思うことにより、トラブルにつながってしまうことがよくあります。

© 情報教育ポータル ALL RIGHTS RESERVED.

東京都教育委員会